ファッションを変えると気分も変わる。親子で過ごす休日をもっと楽しく、充実したものにするため、ファッションを見直してみてはいかがでしょうか。デザイン、カラー、ジャンルなど、自分と子供とのファッションを上手にリンクさせることでスタイリングのバランスがとれ、より一層お洒落に見えてきます。スマート&スタイリッシュな「親子ファッション」を女性ファッション誌の人気モデル、またブランドデザイナーとしても活躍している森貴美子さんが紹介。今回のコーディネイトを参考に、お子さんとあれこれと相談しながら、素敵な「親子の休日」を過ごしてみてください。
モデル/デザイナー 雑誌『non-no』モデルとして、17歳でモデルデビュー。以後12年間レギュラー出演し、2010年3月に卒業。現在は雑誌『LEE』『nina's』『HugMug』など数々のファッション誌やCMで活躍中。「森きみ」の愛称で親しまれ、ブログ「モリキミニッキ」は、1 日70万アクセスを超える人気ブログとなっている。アパレルブランド『mielle』、ジュエリーブランド『Yolk’s Candy』『Yolk's Candy Bridal』のデザイン&プロデュースも手掛けており、ラジオパーソナリティ、コラム連載など多方面で活躍中。書籍『森きみのハッピーエブリデイ』『森きみタイム』『ICELANDIC HONEYMOON』に続き、フォト&エッセイ『humming life』(マーブルブック/2012年6月27日刊)が好評発売中。プライベートでは、2012年4月に長女を出産、一児の母親でもある。
「モリキミニッキ」http://ameblo.jp/morikimi-morikimi/
CREDIT
ミスティック原宿店 H.A.K asshu・ca/HAKKA PARIS hakka kids/HAKKA |
☎03-5774-8116 ☎03-3463-0701 ☎03-3498-0701 ☎03-3498-0701 |
Dolly Mewダイバーシティ東京プラザ店 CIAOPANIC TYPY 二子玉川ライズ店 |
☎03-3527-6077 ☎03-6805-6860 |
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MOMMYジャケット・ブラウス・バック/ミスティック(ミスティック原宿店)、ネックレス/H.A.K(H.A.K)、帽子&マフラー/GAP
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DAUGHTERカーディガン・ワンピース/asshu・ca(asshu・ca)、レギンス・シューズ/HAKKA PARIS(hakka kids)、帽子&マフラー/GAP KIDS
お買い物シーンは派手な色ではなく、グレーの色合いを考えてコーディネイト。ママのボトムはデニムですが、キレイめなジャケットを着ることによって、きちんとしているけれどカジュアルな雰囲気もあるというスタイルにしています。赤やピンクといった明るい色合いではなく、シックにまとめ、おしゃれな街でのショッピングをイメージ。子供はワンピースにグレーのカーディガンでママと色合いを揃えています。
プラスワンアイテムはニットキャップ&マフラー。これはGAPのアイテムで、シックもしくはキレイ目のスタイルをちょっと崩す感じに使うと効果的で、カワイイ感じに仕上げることができます。
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パーティーシーンは、ボーダー柄をお揃いとしました。パーティシーンなので、いつもよりもカジュアルアップして、キレイめな感じにしているところが、おめかし風でお客様のおもてなしをしているような雰囲気が出せると思います。ボーダーは一見、カジュアルなイメージですが、セットアップのアイテムとすることでキチッとした感じが出ます。
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MOMMYカーディガン/ミスティック(ミスティック原宿店)、トップス・スカート/H.A.K(H.A.K)、バッグ/aCCENT STYLe
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DAUGHTERパーカー・スカート・ピン/Dolly Mew(Dolly Mewダイバーシティ東京プラザ店)、ボーダーカットソー/CIAOPANIC TYPY(CIAOPANIC TYPY 二子玉川ライズ店)、バッグ/aCCENT STYLe
パーティシーンでは、インナーの柄をお揃いに。ママはボーダーのセットアップカットソーで、子供はボーダーシャツ、ママのトップスはカットソーなので動きやすく、ホームパーティなど何かと動くことが多いときにも有効です。子供のほうはドレスアップをさせてお姫様的な感じにしました。うさぎの耳付きパーカーはちょっとコスプレ的な感じで気分を上げ、楽しいパーティにしてくれます。
プラスワンアイテムはバッグ。これはポップな色使いやデザインが特長のバッグで、おめかしのときにワンポイントとして加えると程よいアクセントとなり、可愛い演出ができるアイテムです。
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ワンマイル&リラックスシーンは、ダンガリー素材が親子一緒で、近所へのちょっとしたお出かけや家の中でもゆったりできるスタイルをイメージ。デニムでもあえてシャツなどのカッチリしたものではなく、リラックスできて動きやすく女性的なアイテムをセレクトしました。このスタイルなら、親子で楽しいリラックスタイムを過ごせると思います。
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MOMMYチュニックワンピース・スウェットパンツ/ミスティック(ミスティック原宿店)、シューズ/コンバース
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DAUGHTER花柄ジップアップ・デニムパンツ/hakka kids(hakka kids)、シューズ/コンバース
お家や近所では、リラックス感が大事だと考え、カジュアルな雰囲気と着心地もよいダンガリー素材をお揃いとしました。ママはゆったりとしたチュニックにスウェットパンツを合わせ、動きやすくかつ女性的なものをセレクトしました。子供も基本はスウェットとデニムの組み合わせですが、スタンダードなものだと男の子っぽくなってしまうため、花柄&レースの付いたスウェットとニッカボッカのような可愛らしいデニムでキュートに仕上げました。
プラスワンアイテムはシューズ。カジュアルなものに一番マッチするのがこの手のスニーカー。子供用だと赤やピンクなどカワイイものを選びがちですが、ここはあえて黒などのシックなものでお洒落な感じにするのがポイントです。
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今回のコーディネイトは、全体的にちょっとした”お揃い”がポイントとなっています。ショッピングではグレイッシュな色合い、パーティはボーダー、そしてワンマイルではデニム素材というように。誰が見てもすぐに”お揃い”と分かるようなコーディネイトではなく、さりげなく同じというのがいいと思うんですよね。親子ファッションは、やり過ぎないというのがポイントで、親子だからといって、まったくコーディネイトが一緒なのは、なんだか自分の分身のようになってしまい、ちょっと気恥ずかしいと思うんですよね。私は子供の可愛さを引き立たせ、子供が自分と一緒だということを喜んでくれるような組み合わせをしたいと考えています。街中でいいなと思うのは、その場所に合ったファッションやコーディネイトをしている親子。どうしても”楽”が先行してしまいがちですが、お洒落な場所へショッピングに行ったり、ちょっとかしこまったところへ食事へ行くときなど、普段の格好とは少し違うカッチリとしたキレイめなものを着るなど、TPOを考えてお洒落を楽しんでいる親子はとても素敵だと思います。
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ショッピングシーンでは、ママのジャケットと子供のトップスのグレイッシュカラーがお揃いで、カジュアルをベースにジャケットと落ち着きのあるシックな色使いがお出かけやショッピング気分を上げてくれると思います。一緒のアイテムという訳ではなく、カラーで合わせるというコーディネイトはさりげなくかつお洒落だと思います。