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LIFE STYLE MAGAZINE CREVIA TIMES learn NO.60

住む人の想像力を刺激する「間取りのない家」へようこそ 建築家伊藤立平さんと考える未来のマンションのかたち LEARN

住む人の想像力を刺激する「間取りのない家」へようこそ 建築家伊藤立平さんと考える未来のマンションのかたち

住まいを選ぶ際、多くの人が気になるのが、周囲の環境や広さ、そして部屋の間取り。リビング、ダイニング、キッチン、そして各部屋等。広さや形、数は違えど、それぞれの空間は、同じように区切られている。しかし、今回クレヴィアのクリエイティブチャレンジ第三弾として作られたのは「間取りのない家」。「えっ、それってどんな家なの?」と困惑するのと同時にきっと興味も惹かれる人も多いはず。そこで今回は、その「間取りのない家」へご招待。この家を一緒に訪れ、説明をしてくれるのは、コンセプトルームの製作に携わり、また若手建築家として活躍している伊藤立平さん。それでは、伊藤さんと一緒にこの不思議な家を訪ねてみましょう!

Tappei Ito 伊藤立平

建築家。1974年神奈川県生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科人間環境システム修了。株式会社日建設計を経て2011年より伊藤立平建築設計事務所主宰。住宅、店舗、公共施設など日本各地で様々なプロジェクトが進行中。社会のあり方が変化する中で、変化を受け止め、魅力的な空間を創出できるような設計を目指している。

伊藤立平建築設計事務所
http://www.tappeiito.com

答えは、 コンテンツの 最後に。

Let’s look in thismagical apArtment 今SNSで話題のこの不思議な家、知っていますか?

  1. 伊藤忠都市開発のマンションブランド「クレヴィア」のWEB動画で流れているこのちょっと不思議な家の存在を皆さんはご存知ですか。この「間取りのない家」は、PR動画用に作られただけでなく、実際にモデルルームとして実験的に存在します※。 ※一般公開はしておりません。

    「間取りのない家」を実際に体験。

  2. 上から見るとこんな感じ。部屋の両側にスペースを取り、ベッド、クローゼット、シアタールーム、ソファ、茶室、キッチンに洗面台と全てスッキリと収納、広いスペースを自由に使える仕組みとなっている。暮らす人の人数やライフスタイル、そして気分に合わせて、レイアウトを変えることができ、生活を楽しく、豊かにしてくれる。

  3. 部屋は時と場合に応じて様々に使える。例えば、ベッドとクローゼットを展開して、プライベートな空間を作って寛いだり、全てを収納して、広い空間にすれば、気の合う仲間たちや親しい家族同士など、大人数でのホームパーティーも楽しめる。また、広い空間であれば、パターゴルフの練習やちょっとしたエクササイズも可能となる。

the house withoutany floor plans 建築家と訪問してみた、間取りのない家のポイント

  1. 和室を作る人が少なくなってきているのですが、このようなテンポラリーな感じのしつらえであれば、すごく生きてくると思います。また陽当たりの良い場所に畳があるのも良いですよね。

  2. 部屋の中央部分を引き出すと現れるシアタールーム。コンパクトなスペースでも、しっかりと大きな画面で映画やテレビを楽しむことができ、また部屋の雰囲気の切り替わりも感じられます。

  3. クローゼットを出せば、他のスペースと仕切ることができ、プライベートな空間としても使えます。また全開にしなくても収納を行なえるような仕組みとなっているので、使い勝手も良いと思います。

  4. 天井までをユニットとして使用をしているので、高さを生かした豊富な収納力も魅力です。独身の方から、夫婦、そして家族まで幅広く活用できるクローゼットスペースとなっています。

What's the advantages of no floor plan? 間取りがないことのメリットとは?

  1. 間取りのある家よりももっと魅力的なものにしようという考えでこの家を作りました。間取りがないことのメリット(フレキシブルさ)を生かし、住む人の様々なニーズに応える家を目指しました。

  2. ただ広いスペースがあるだけではなく、その両側に厚みを設け、そこに新しい生活をしていく上で、シーンを生み出す仕掛け(クローゼット、シアタールーム、和室、キッチン等)を埋め込みました。

  3. これまでオフィスなどでは、割とフレキシブルにレイアウトを変えながら使えるものがあったと思いますが、家にはそこまでの自由度はありませんでした。ですが、住み手のライフスタイルに合わせたリノベーションなどが人気となり、シーンに応じて多様な使われ方をするようになってきた時代背景もあって、”可動”の仕組みをもっと工夫すれば住空間をより自由にできるのではないかと考えました。今回製作されたのは、あくまでもコンセプトモデルですが、実際に体験してみて、私自身も有りだと思える新しい家のかたちとなっています。

  4. what is Crevia Creative Challenge CREVIA CREATIVE CHALLENGEとは

    クレヴィアというブランド名はCREATIVE(クリエーティブ)に由来しているとご存知でしたか?クレヴィアでは住まいをもっと想像力豊かに考えるためのきっかけづくりとして、CREVIA CREATIVE CHALLENGE(クレヴィア・クリエイティブ・チャレンジ、略してCCC)というプロジェクトを行っています。

    第1弾では白いキューブを使ったワークショップを開催。積み木を積むようにして、さまざまな年齢・職業・バックグラウンドの方に、理想の住まいを思い描いていただきました。第二弾では立体的にものを描くことで話題の3Dペンを使い、理想の住まいを形づくっていただきました。今回「間取りのない家」は、このプロジェクトの第三弾に当たります。

    住む場所を選ぶとき、まず金額や立地など条件から考えていくのは大事なことですが、「住まいってなんだろう」と、枠を取り外して考えてみることーーこのプロジェクトの動画などを見ていただければ、家族にとって・あなたにとって外せない、本当に価値あるものが見つかるかもしれません。

  5. LIFE STYLE QUESTION 伊藤立平さんに聞きました。あなたの「理想の住まい」 をおしえてください。

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