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LIFE STYLE MAGAZINE CREVIA TIMES PLAY NO.6

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ある日曜日。穏やかな時間が流れる茗荷谷を訪れました。数々の名門校が集まる“アカデミックな街”は、週末ともなれば、さらに静かで落ち着いた雰囲気に。近くには小石川植物園や、桜の並木が圧巻の播磨坂などがあり、休日の散歩にもぴったり。気の赴くままに歩いていると、テラス席が気持ちよさそうなレストランや、色とりどりのパンが並ぶブーランジェリーなどを次々に発見!散歩の途中に出会った、この町の魅力のスポットをご紹介しましょう!

編集者・ライター。新聞社、出版社を経てフリーに。現在は、雑誌やウェブ、フリーペーパーなどの執筆編集を手がける。特に、おいしいもの、おもしろいものに目がなく、街歩き取材が得意。編著『TOKYO ISLANDS 島もよう』(エスプレ)を上梓したばかり。

  1. 01

    食通の友人から噂を聞きつけ、ランチに訪問。大きな桜通りを目の前に、風が通り抜けるテラス席を迷わずチョイス。木漏れ日が美しい播磨坂を眺めながら、まずはキリッと冷えたスプマンテをいただきます。北イタリアで修行したシェフによる本場さながらのイタリアンは、その味、ボリュームともに驚きの連続!その手腕がさらに発揮されるという「おまかせコース(5,775円~)」を次回のお楽しみに、再訪を心に誓ったのでした。


    1. 春には満開の桜の下でランチを。
    2. カジュアルで居心地のいい店内。
    3. 店満腹でもドルチェは別腹。
    4. 小エビとホタテの小柱、ブロッコリーのパスタ。
    5. Cコースの Pranzo。前菜と週替わりのパスタにドルチェがつく。
    タンタローバ 東京都文京区小石川4-18-7
    ☎03-3815-1122
    店舗情報はこちら
  2. 02

    茗荷谷駅にほど近い、湯立坂を下る手前の小さな看板が目印。ガラス張りの工房で、一つひとつ丁寧に、素材にこだわってつくられる美しいショコラは、濃厚でいて甘すぎず、口どけの良さも魅力の、大人のためのスイーツでした。茗荷谷ファクトリー限定のお得な「割れチョコ(5袋1230円)」は、シトラスや杏仁など夏らしいフレーバーも。夏の暑さに、ひんやりとしたショコラをひとくち。たちまち疲れも吹き飛び、さぁ散歩の続きへ。



    1. 小さな店内には甘い香りが漂う
    2. 高級バターを使った焼菓子も。
    3. ボンボンショコラ アソート。
    4. 茗荷谷店のみ、プティガトーも。箱までもチョコでできた、チョコレートボックス。
    02
    Decadence du Chocolat 東京都文京区小石川5-6-9 ドミ小石川 1F
    ☎03-3943-9882
    店舗情報はこちら
  3. 03 collabo

    朝9時。お店の前を通ると、ずらり並んだ美しいパン。ひと目見ただけで、店主の情熱が伝わってくるオリジナルパンの数々は、他にはないアイディアに溢れる逸品揃い。店名のごとく、パン好きな“食いしん坊”の私にぴったり! 一番のお気に入りは、赤ワインだけで練り込んだベリー&マカダミアナッツ(260円)。濃厚な旨味と酸味に、ナッツの歯ごたえが三位一体となって、得も言われぬおいしさ!近くに住んだら毎日通ってしまいそう。

    オーパングルマン 東京都文京区小石川4-21-2 ハイツ小石川 1F☎03-5684-3699 店舗情報はこちら
  4. 01

    拓殖大学の校門近く、ゆるやかな坂道の先にそのインテリアショップはありました。ドアを開けると、そこには家具や照明、器やステーショナリーまで、国内外のインテリア雑貨が。日常の暮らしをちょっと豊かにしてくれる、そんなアイテムをインテリア好きのご主人がセレクト。日本の作家ものの器も豊富に揃っているので、普段使いの自分だけのお気に入りをぜひ選んで。わざわざ訪れたい、そんなお店をまたひとつ、見つけました。


    1. お店の外には手頃なヴィンテージ家具が並ぶ。
    2. 海外のデザイナーズ家具や国内の作家ものまで。ゆったりとした店内で、じっくり選べる。
    3. 伊のデザイナーCarla Cecereの小鉢。
    CONTRASTO GALLERIA 東京都文京区大塚1-1-3 1F
    ☎03-5940-6771
    店舗情報はこちら
  5. 03 collabo

    ものがあると聞き、参加してみることに。まずご住職が、禅や坐禅の作法について、わかりやすく丁寧に説いてくれます。禅の修行とは、すなわち「姿勢、呼吸、心」を調えること。初日の坐禅はたった10分間のみでしたが、その短くも深い体験を経て、確実に心のありようが変化したのを感じました。 「日常生活を離れて、修行はありえない」その言葉は今もずっと私の心に残っています。


    1. 坐禅堂にて。多い時には50人もの人が参禅するという。
    2. 警策(きょうさく)を持つ文殊菩薩様。

    境内には、願掛けによってぐるぐる巻きにされた、しばられ地蔵様が。

    1602年創立の伝統ある曹洞宗のお寺。

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