クレヴィアに住まう人たちの暮らしを紹介しつつ、「より豊かで私らしい生活を形にする」ために、気鋭のクリエイターたちを招聘! 住人と一緒に、新たな暮らし方を提案・実現していく新企画「CREVIAな人」。今回は、横浜在住の3人家族Tさんのお家をご紹介します。登場するクリエイターは、インテリアスタイリストとして雑誌や広告の分野で活躍するほか、住宅メーカーや家電メーカーのモデルルームなども出がける川合将人さん。それでは、Tさん一家のクレヴィアでの暮らしぶりと、「私らしく、生活を豊かにしてくれる」ルーフバルコニーの空間コーディネイトを見ていきましょう!
インテリアスタイリスト。『Casa BRUTUS』『Pen』『ミセス』『ELLE DECO』をはじめとする雑誌のほか、モデルルームのスタイリング、イベントの会場構成、広告などの分野で幅広くスタイリングを手がける。
MASATO KAWAI
http://www.kawaimasato.com
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クレヴィアタイムス編集部が、クレヴィアに暮らすTさんご家族を訪ね、お住まいを拝見。ご夫婦のインテリアに対する好みやこだわり、そして「もっとこうしたい!」と感じている住まいの課題などについて話を伺った。
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Tさんご家族の部屋のスタリングは、主に奥様が担当。そのこだわりは、インテリアはウッドなど温かみのある素材のものを選ぶこと、そして色合いはウッドのブラウンと海をイメージさせるホワイト、ブルーを使うこと。
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ホームセンターで資材を購入し、部屋の雰囲気に合わせて奥様がDIYで仕上げたという自慢のテレビ台。またキッチンに作られた棚には、夫婦が共に好きな海や自然を感じさせる写真やオブジェが飾られている。
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屋上にはルーフバルコニーもあるのだが、現状は洗濯物を干すか子供の遊び場として使うくらい。それだけでは、少々もったいないと感じているのだそう。
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インテリアスタイリストの川合さんのコーディネイトによって、何もない状態から徐々に青空リビングへと変わっていくルーフバルコニー。
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リビング外のテラスから、専用外階段を使ってアクセスが可能なルーフバルコニー。広々としたオープンエアの空間となっている。写真は、現状、何もない状態のバルコニー。Tさん家族の利用方法としては、ふだんは洗濯物を干すくらい。時々子供の遊び場になるか、天気が良い休日にランチをする程度だという。
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ご夫婦が温かい感じが好みだということで、テーブルとチェアをウッドにし、ナチュラルでカジュアルな雰囲気に仕上げています。またチェアは簡単に折りたたむことができるので、移動をさせる際も便利。(川合さん)
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ヨットの帆を使用したビーンバッグチェアとポリエチレンコードで編みこんだラウンジチェアは、見た目だけでなく耐久性に優れ、雨に強いのもポイント。またダイニングテーブルは、パラソルと組み合わせて使うことも出来ます。(川合さん)
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基本的に今回のアイテムは、すべてアウトドアで使うことができる屋外仕様の物をセレクトしています。特に部屋としての雰囲気を醸し出し、無機質な要素を緩和してくれる「パペリナ」のラグは大きなポイントです。(川合さん)
ダイニングテーブル《GRANDIS SQUARE TABLE》120,000円(アスプルンド︎☎03•5725•8651) ディレクターズチェア《ディレクターズチェア》各36,000円(ザ テイストメイカーズ & コー☎03•5466•6656) スツール《DAHLIA STOOL》24,000円(アスプルンド︎☎03•5725•8651) ラグ《Max Knitted Rug》95,000円(EBIZU INTERNATIONAL☎03-6434-7618) ビーンバッグチェア《Genois Unique Edition》127,000円(ゲートジャパン☎03•6805•1567) 折りたたみラウンジチェア《GRANDIS FOLDING CHAIR》各120,000円(アスプルンド︎☎03•5725•8651) ラウンジチェア(白)《DAHLIA LOUNGE CHAIR》39,000円(アスプルンド︎☎03•5725•8651)
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ご要望やイメージをじっくりとお伺いするために、Tさんのお家で事前に打ち合わせ。イメージを複数ご提案させていただいた結果、ナチュラルでカジュアルな雰囲気でまとめることにしました。
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これまで汚れるのを気にして物を置かず、洗濯物を干したり、天気の良い休日にランチをとる程度でしか使っていなかったTさん宅の無機質なルーフバルコニーの空間が、温かみのあるナチュラルな青空リビング&ダイニングとしてガラリと雰囲気をチェンジ! その変わりように、思わず笑みがこぼれるご夫婦。
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すごく素敵です。正直、話し合いの時は「どんな感じになるのだろう?」と不安でしたが、実際にカタチになってみると私たちの大好きな感じに仕上がって、とても嬉しいです。植栽も育てるのが苦手で避けていましたが、やっぱりある方がいいですね。(奥様)
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もともとはコンクリートと金属製の柵で、ルーフバルコニーといっても、ちょっと無機質な感じを抱いていました。でもそこにウッドのテーブルや椅子、そしてたくさんの緑が入ると、温かい雰囲気や生命が感じられてすごくいいですね! もっとココにいる時間を増やしたいなと思いました。(Tさん)
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今回はご夫婦の希望を聞き、無機質な感じを抑えるために質感の高いラグや温かみと柔らかい印象を持つウッドのテーブルと椅子を選びました。またこれらのアイテムは、折りたたんで運ぶこともできるので、そのままクルマに積めばキャンプにも行けるし、バルコニー以外でも活用してもらえると思います。今後は、お二人の好みにアレンジをしていただいて、色々と楽しんでもらいたいですね。(川合さん)
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