歴史と文化、そして下町の風情が残る上野。ここには日本最初の公園である上野恩賜公園や東京一の賑わいをみせる商店街のアメヤ横丁があり、また喫茶店発祥の地としても知られている。今回は、昔ながらの老舗和菓子店に加え、近年、お洒落なカフェが続々とオープンするなど、魅力的なスイーツスポットとして注目!スイーツ男子の代表として、スイーツLOVEのモデルRENが巡る上野周辺の新旧和洋スイーツ。それでは、新たな上野の魅力を紹介をしていこう!
モデル。ファッション誌、モノ系雑誌、自転車専門誌や、CF、またエンポリオアルマーニやサルバトーレフェラガモのショーなど幅広く活躍している。趣味はロードバイクとマウンテンバイク。そのほか甘いものをこよなく愛すスイーツ男子でもある。
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下町の風情漂う谷中に、懐かしくも存在感を漂わせる大正町屋の店。昭和13年創業の喫茶店は、2009年にリニューアルをおこないカフェに。コンセプトは古き良きものを残しつつ、時代に合わせた新しいものを取り入れること。地元の人から外国人観光客まで、老若男女、幅広い層が美味しく飲めるようにと考えられたオリジナルのコーヒーを提供するほか、和洋折衷のスイーツ、抹茶ガトーショコラも用意されている。
- コーヒーゼリーにアイスとクッキーを添え、仕上げにエスプレッソをかける。アフォガート感覚で楽しめるパフェ。700円。
- コーヒーは苦みと酸味のバランスが絶妙な、飲みやすいオリジナルブレンド。400円。
- 抹茶好きな年齢層と外国人観光客向けにつくられたスイーツ。ホワイトチョコレートを使用し、きれいな緑に仕上げられた一番人気のケーキ。500円。
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合羽橋道具街の一角にある落ち着いた雰囲気のカフェ。オープンは2004年。店のつくりは古民家の再生をテーマに、廃材を利用。こだわりは一杯一杯、ハンドドリップで淹れられるコーヒー。もちろんスイーツも豊富にラインナップ。中でもおすすめは、オープン当初から人気という柚子のレアチーズケーキ。ただ、スイーツは毎日、数が限られていて、なくなり次第終了ということなので、食べてみたい方はお早めに。
- 濃厚なテイストが好きな方は、抹茶のチーズケーキがオススメ。650円
- オリジナルブレンドコーヒーは挽きたてを味わえる。450~480円。
- デザートメニューの中でも人気のチーズケーキ。一番人気の柚子のレアチーズケーキは、さっぱりとした味わいで、さらっと食べることができる。600円。
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閑静な下町の住宅街にある古民家をリフォームしたお店。オーナーである今村ナオミさんが、この物件と偶然出会い、夢であったカフェを2008年の5月に実現した。店のコンセプトは ”ゆとりある空間を活かしたカフェ”。店のメインメニューとなるのは、NYに住んでいたときに通っていたカフェやダイナーからヒントを得たというパンケーキ。おすすめはハミングバードパンケーキ。昨年秋には、二号店となるカスタム倉庫を田原町にオープンさせた。
- アメリカのお母さんが作るようなハミングバードケーキをパンケーキにアレンジしたもの。米粉を使用した小振りなパンケーキの上に、シナモン、パイナップルソース、バナナ、ピーカンナッツをトッピングしたお店の人気メニュー。750円。
- 女性客に人気のジンジャーハニーティー。500円。
- 倉庫のような内装が特徴のカスタムのメインメニューはパニーニ。写真は男性に人気のバナナパニーニ。550円。
- 木造の倉庫を改装した店内には、オーナーお気に入りの家具が置かれ、広々とした気持ちのよい空間となっている。
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浅草を代表する喫茶店として、地元の人のみならず、観光客も大勢訪れるという店。内外装は、歴史を感じさせるレトロな欧風のつくりで、味わいも深い。また、多くの著名人も足しげく通った名店としても知られている。名物は、水を濾過して淹れる、すっきりとした味わいのダッチコーヒーと店名が付けられたミニロールケーキ。その変わらない上品な味のファンになる人も多い。ぜひ、一度味わってみてほしい。
水を濾過して淹れるお店の名物ダッチコーヒー。600円。
小さいブッシュドノエルのようなロールケーキ。通常のチョコレートをコーティングしたものとホワイトチョコレートをコーティングをした2種類がある。各320円。
生のフルーツの上にメロン、オレンジ、グレープ、カルピスの4種類のゼリーのせたフルーツポンチ。700円。
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上野で「あんみつ」を食べるならここ。というくらいの有名店。創業は昭和23年。客層は女性が主で、20~60代まで幅広い世代に人気を得ている。国産の厳選された食材を自社工場で丁寧に加工。あんこの甘さ、舌触り、寒天の食感に至るまで徹底的にこだわる。添加物を使用していないので、いつも新鮮な手作りの美味しさを味わうことができる。おすすめは白玉クリームあんみつ。のんびりとあんこスイーツを味わうなら、午前中がおすすめ。
人気の白玉クリームあんみつは、さっぱりとした甘さの自家製餡となめらかな上質のソフトクリーム、そして毎日店舗で手作りをしているモチモチとした食感の白玉が特徴。650円。
田舎しるこは、小豆を使ったこしあんと食感を出すために大納言を混ぜておしるこに。さらに毎日作るつきたてのお餅は、注文が入ってから焼くほど丁寧に作られている。550円。
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創業大正二年という老舗の和菓子店。気取らず、確かな味の手土産物として老若男女に人気。また、どらやきの名店としても知られている。そのほかにも、うさぎまんじゅうや喜作最中、喜作羊羹など、もらってニッコリ、食べてホッコリとなる和菓子を販売している。飲食スペースはなく、持ち帰りのみとなるので、天気が良いときは、ちかくの上野公園で楽しむのもアリ。ちなみにうさぎやという店名は、創業者が卯年生まれであったことが理由。
- レンゲの蜂蜜入りのふんわりとした生地に、十勝産の小豆を使用した粒餡をはさんだどらやき(200円)とあっさり味のこし餡をもっちりとした皮で包んだ、焼き印の耳と赤い目がカワイイうさぎまんじゅう180円。天気のよい時は、公園で楽しむのも○。
- キュートなデザインのご贈答用紙袋は有料(特小20円、小30円、中・大50円)
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2012年4月に東京都美術館内にオープンしたカフェ。コンセプトはコーヒーの香りが漂う、美味しいコーヒーが味わえる店。壁などのしきりがない空間をカフェ風に演出するため、植栽や照明のレイアウトが工夫されている。挽きたてのコーヒーや軽食のほか、スイーツも楽しめる。おすすめは店のスイーツオーダー、トップという焼きプリンロールケーキ。アートを鑑賞した後、甘い芸術品を堪能してみてみたい。
焼きプリンをロールケーキで巻き、異なるふたつの食感と絶妙な甘みを味わうことができる一番人気のスイーツ。580円。
コーンフレーク、ソース、アイスと全てにイチゴのテイストを入れ、全体のバランスを考えて作られた人気のパフェ。ボリュームもあり、男性も満足の一品。780円。
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2012年4月に上野恩賜公園の中央広場にオープンしたカフェ。”森の憩いの場”をコンセプトに、店内は木目調のインテリアが使用され、食事は新鮮な野菜をふんだんに使った、身体に優しい料理が中心。スイーツは、フルーツを使用したものが充実し、中でもおすすめは、季節フルーツのタルトとパウンドケーキの2種類が楽しめるプレート。上野の森に囲まれ、目の前に広がる清々しい公園の風景を見ながら、味わうスイーツは格別!
ざっくりとした食感の旬のフルーツを使用したタルトとドライフルーツを使用した、しっとりとした食感のパウンドケーキの組み合わせ。740円。
フワフワな食感とボリュームが人気のシフォンケーキ。はちみつを加えた生地は、食べるとほんのり甘い。740円。
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