


東京都の三大副都心のひとつに数えられる池袋。実は、鉄道8路線が乗り入れる巨大な池袋駅を中心に数多くの飲食店がひしめきあう「グルメの街」としても人気を集めている。新しくオープンしたハイセンスでスタイリッシュなスポットも魅力だが、池袋の本当の美味しさ&面白さは、裏通りのディープスポットにこそアリ!? そこで今回は、地元のファン&コアな客層から絶大な支持を得る「知る人ぞ知る」名店を、グルメだけでなくカルチャースポットもあわせて巡ってみた。案内してくれるのは、DJ/プロデューサーとして世界を股にかけて活躍、またヴィンテージウェアや時計、車などへの造詣も深いだけでなく、「音楽界のグルメ番長」としても知られる田中知之さんだ。


DJ/プロデューサー
’97年『The Fantastic Plastic Machine』でデビュー以降、8枚のオリジナルアルバムをリリース。リミキサーとしても、FATBOY SLIM、RIP SLYME、布袋寅泰、くるり、UNICORN、サカナクションなど100曲以上の作品を手掛ける。食通としても知られ、全国各地を網羅する情報量の多さから、各界著名人たちも信頼を寄せる。食べログ「グルメ著名人」のレビューも好評。
Fantastic Plastic Machine
www.fpmnet.com


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お店自体の存在は以前から知っていて、ネットショップからシャツも購入していたという田中さん。「結構頻繁にホームページはチェックしていましたが、やっぱり実店舗はいいですね。ココに住みたいくらい」
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ヴィンテージシャツのラインナップが豊富で、田中さんも「本当に素晴らしいです!」と絶賛。その他にデニム、スウェット、レディース等も。稀少なヴィンテージだけでなく、お手頃なレギュラー古着も取り扱っている。
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「激レア!」というUSネイビーのヴィンテージつなぎを紹介してくれたオーナーの滝沢さん。数あるアイテムの中でも「つなぎは特に好き」という田中さんは目を輝かせる。二人は偶然同学年ということも判明し、話にさらに花が咲く。
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シャツ同様、ヴィンテージデニムも得意とする同店には、マニア垂涎のお宝がズラリ! 中でも写真右の1本は、お値段なんと1,500万円! ヴィンテージウェアの世界は、古美術品と同じくらい奥が深い……。

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神田にある同系列店舗「Bohemian’s Guild」には何度か訪れたことがあり、本店であるこちらも気になっていたという。「神田の方はアート系に特化していますが、池袋店は幅広いジャンルが揃っていて、また違った感じでいいですね」
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大正時期にオープンして以来、この地で営業を続けている。店の間口を広く設けて入りやすくし、また貴重な本もストックせずに店舗に出すというのがこだわり。近隣に大学があることから、学生や若い人も多く訪れる。
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アート、写真、デザインから文学、思想、歴史などの学術書、そして雑誌や漫画など趣味の本まで幅広く取り扱っている。シンプルなつくりの店内は見やすく、魅力的な本のラインナップに田中さんもしばし本選びに没頭。
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ジャンルを問うことなく本が好きで、古本屋へ行くと時間のある限り全部チェックするという田中さん。「フラッと行ったり、目的の本を探したり、結構頻繁に足を運んでいます。家には古本屋ができるくらい本があると思いますよ」

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お酒を嗜む場所として、田中さんが「一番好き」というのが大衆居酒屋。「個人的に、自分の住む街にこういう店があるというのは幸せだと思います。気軽に入れて、気楽に飲めて、さらに価格もリーズナブル。素晴らしいの一言です!」
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豊富なメニューの中から田中さんが頼んだのは、カリッと揚げたエビの香ばしさがたまらない川えび唐揚げ(480円)と、定番のマカロニサラダ(380円)。「黙っていてもマカロニサラダにソースが付いてくる。それも嬉しいですね」
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壁にズラリと下げられたメニューを眺め、ニコニコしながらオーダーを考える田中さん。「酒を飲む時は沢山食べないので、よく吟味します。どれが美味しいかな? なんてことをアレコレ考えるのも、幸せなんですよね」
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注文した飲み物はハイレモン(200円)。酎ハイとレモンソーダと氷を別々に出すのは、この店のオープン当初からのスタイル。「これで200円はまさに神! さらに自分の好みで飲める、その心遣いも嬉しいですよね」
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追加でオーダーをしたレバ塩焼(430円)も塩加減が程よく、酒が進む。またお店のオススメメニューは、もつ煮込み豆腐(480円)とハムカツ(380円)。「通って、少しずつ制覇していくというのもひとつの楽しみ方です」と田中さん。

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信頼の置ける友人たちから幾度となくその名が挙がり、行ってみたいと興味が湧いた店。「初めて行く場所では、その地に通じた友人知人の話を聞くことが多いですね。ここは入った瞬間から気に入った」と笑みがこぼれる田中さん。
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ハイボールのダブル(1200円)を片手に、名物の牛肉豆腐(590円)をいただく。ちなみにこのメニュー、昭和38年に先代の店主がすき焼きをイメージして考案したもので、以来店の看板メニューとなっている。
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店の定番メニューであるやきとんは、レバー、タンハツ、カシラ、シロ、ナンコツの5種類ですべて1本160円。毎日新鮮な肉を仕入れて1本1本丁寧に串を刺し、焼き上げた逸品。田中さんは銀杏(200円)も絶賛。
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田中さんのお酒の楽しみ方の基本は、はしご酒。一軒につき酒は2〜3杯、つまみは1〜2品とし、滞在時間は30分〜1時間程という。「大衆居酒屋で長居するのは野暮。その店が気に入ったら、また来ればいいんですよ」
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こちらのお店でかも(200円)というのはネギ焼きのことで、ぜひ熱々を味わって欲しい。またオススメは、じっくり煮込まれた看板メニューの牛肉豆腐(590円)と、シンプルながらもクセになるカブ味噌(430円)。

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エントランス完成予想CG
都会的な華やかさと快適な生活を送ることが可能な利便性、さらに緑あふれる公園も多く存在する街、池袋にクレヴィア池袋Westが誕生。都市生活の快適性と緑の潤いとやすらぎを備えたこの街で、新しい生活を始めてみませんか。
リビング・ダイニング
クレヴィア池袋Westは、ウォークインクローゼットや納戸、シューズインクロークなど収納を充実させるとともに、スライドドアやウォールドアなどによる間取りの変更も可能な、自由度の高い空間プランを用意。また全戸南西向きの目の前に、穏やかな街並みが広がるバルコニーも備える。
間取りや広さに関係なく、部屋の一角を使用し、ワーキングスペースやプライベートブティック、アトリエ、プライベートバーなど、住まう人の仕事や趣味、用途に合わせた自分らしい空間をつくることが可能な、都市生活を送る人たちの声から考えられたプラン「HITO-TUBO(ヒトツボ)」も用意している。
※掲載の完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたものであり、実際とは異なります。形状の細部、設備機器、配管類等は省略、または簡略化の上表現しております。今後、行政指導・施工上の理由等により計画に変更が生じる場合があります。本マンション敷地外の近隣建物・電柱・標識等は省略しております。※植栽は実際に植樹する植栽と樹形、枝ぶり、葉や色合いと異なる場合があります。また特定の季節の状況を示すものではありません。尚、竣工時には完成予想CG程度には成長しておりません。 予めご了承ください。※モデルルーム写真は、モデルルーム801号室(Aタイプ・メニュー1プラン、カラーセレクト:プレシャスホワイト)を撮影(平成30年1月)したものにCG処理を施しており、エアコン・造作家具・照明・装飾用小物等オプション(有償)も含まれております。また、家具・調度品等は販売価格に含まれておりません。※ヒトツボ、壁面収納システム、家具・家電オプションは、贈呈ポイント内での利用分は無償ですが、贈呈ポイントを超えた分は有償となります。
クレヴィア池袋West
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