


街のこと、そしてその雰囲気や魅力を知るには、実際にその場所に暮らす人や馴染みのある人の話を聞くのがイチバン。その人たちの話に耳を傾けることで、街自体がぐっと近くに感じられ、また街の様子も見えてくる。今回、お話を伺ったのは、湯島生まれの文京区育ち、昨年引越しをするまで(子供から大人になるまでの長い間)、ずっと文京区で暮らしてきたという横山美佳さん。現在、横山さんにとって文京区は、実家のある思い出の地であると同時に、偶然にも職場が文京区となり、現在も毎日通っているという縁のある場所。そんな文京区に馴染みの深い横山さんに、この街の魅力とお気に入りの場所について聞いてみた。自分の暮らす街選びは大切。あなたも魅力的な街を見つけ、素敵な生活をはじめてみませんか!


湯島生まれ文京区育ち。昨年、結婚を機に墨田区に引っ越すも、勤務地は同区本郷にある公益財団法人ボーイスカウト日本連盟。マラソン、ロードバイク、東京ドームでの野球観戦などが趣味で、マラソン&ロードバイクの大会にも参戦するアクティブ派。
文京区には、色々な坂があって、坂を紹介するテレビ番組でもよく取り上げられています。緑の多い中、気持ち良く散歩をしながら、いい運動にもなって一石二鳥という感じなんですよね。
小石川の閑静な住宅街の中に、ロールケーキが有名な、私もお気に入りのアリンコさんのお店があります。特別な時に、上の階にあるレストランで食べたり、テイクアウトをしたりしています。
京都の嵐山に本店を構えるロールケーキ専門店として人気のお店。文京区にあるのは、小石川工場前店。アリンコロールとは、ロールケーキの総称で、基本は卵黄を使用せず、卵白のみを使った白いスポンジ生地としっとり&モチモチとした食感が特徴。現在、20種類を超えるロールケーキが販売されているが、販売する土地のものを使用し、その土地で愛される商品を。というコンセプトから全てのロールケーキを一つのお店で購入することはできない。
1. 白を基調とした明るく可愛い雰囲気の店舗。ショーケースには、定番&ご当地・店舗限定のロールケーキが店頭に並ぶ。春夏秋冬にシーズン限定、クリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーには特別なものも発売される。
2. 横山さんが今回いただいたのは、小石川工場前店限定の小石川ロール。その昔、小石川でサツマイモの研究が行われていたというところから、鹿児島産のべにはるかのピュレが使用されたロールケーキとなっている。
3. 小石川ロール

実家から歩いて5分のところにある本格的なハンバーガーを楽しめるお店です。結構昔からあって、初めて入ったのは高校生のとき。昔はランチで、今はディナーで時々、使っています。
カントリーテイストな外観から、店内に入ると、そこは明るくお洒落な雰囲気。ランチタイムもディナータイムもいつも賑わっていて、私も家族や友人、仲間たちとワイワイしています。
1996年にオープンした本格的なアメリカンハンバーガーを提供しているファイヤーハウス。店名は「炎の店」を意味し、「力を生み出す店」というのが由来となっている。天然酵母を使用したもちもちの食感が魅力のバンズに、お肉本来の旨味を味わえるジューシーなパティと新鮮な野菜を挟み、ボリュームと旨さを兼ね備えた大人のハンバーガーとして人気を博し、メディアにも数多く取り上げられている。また地区限定のデリバリーサービスも有。
1. 「女性だと、ちょっと恥ずかしいから小分けにして食べる人もいると思いますが、私は気にせず、ガブっといっちゃうんですよね。その方が絶対に美味しく食べれると思うので」と笑顔で語る横山さん。
2. お店の一番人気メニューはベーコンチーズバーガーだが、横山さんお気に入りはアボカドバーガーにチーズとベーコンをプラスしたもの。一度これを食べてからは他のものを頼んだことがないくらい大好きなメニューという。

まず、この辺りは鉄道の路線が多く、どこに行くにも駅が近くて、交通アクセスがいいんですよね。現在、他の区に引越しをして改めてその便利さを痛感しました。また、都心であるのに緑も多くて、高層ビルも少なく、開放感があるところも好きですね。それと街灯も多いので、子供や女性も安心だと思いますよ。
時々散歩をするのですが、文京区は、学校が多い本郷の子供たちが遊ぶ和やかな風景や小石川の緑が多く、落ち着いた感じ、そして根津や千駄木辺りの下町的な雰囲気等、同じ区の中でも、様々な顔が見れて楽しいんですよね。飲食店なども、東京ドーム付近は別として、昔ながらのお店やちょっと穴場的な場所も多く、そんなところも魅力だと思います。生まれてから少し前までずっとここ(文京区)に住んでいて、不便だと思ったことが一度もないんですよね。生まれ育った街ということを別にしても、便利で、緑も多く、街も人の雰囲気も穏やか、また住みたいなと思える、文京区はそんな魅力のあるところだと私は思います。